ボス(教授)と指導教官(助手)と三人でのミーティング.
いろいろアドバイスをもらったので,得たものも大きいけど,それは無理だろうと思うこともいろいろ言われた.
無理難題
ボス:「金魚100匹をリアルタイムで追跡しろ」
俺:「んなアホな… 計算量の問題も解決しないといけない上に,1匹1匹の検出なんて出来るわけないじゃん」と心の中で思う.
(右図は金魚15匹,たったこれだけでもごちゃごちゃしていて抜き出しは難しいそう)
正論
ボス:「研究に対する姿勢について.出来ることを研究にしようとしている.問題点を見極め,解決すべきことに取り組むべきだ.それが完全に出来なくても,途中段階までできればそれで良い.
既存の手法とは明らかに異なるメリットを言えるようにしなければならない.例えば計算量の少ないor安定した手法を新しい技術を提案しても,そんなものは既存の手法を簡略化するor計算機の進化で解決できるだろうと言われてしまう.」
俺:「そりゃそう言うのもごもっともだけど,ロボット作ってばかりで研究が全然進んでいないんだよね.あと4ヶ月弱で自分が出来ること(当然金魚すくいロボットに生かせて,研究としても価値があるもの)を考えるのは当然じゃん」と心の中で思う.
得たもの
研究の基本方針は助手の案を完全に却下してしまったことになるが,助手はこの基本方針に大筋で合意してくれたようだ.
以上よりイイタイコト
物事を決めるために偉い人と話すときは,その人の攻撃を迎撃できる武器を用意しておかなければならない.